老後の海外生活は、一度は憧れたことがあるという方が
多いのではないでしょうか。

けれど、憧れの半面、移住してしまったら後戻りするのは
難しいし、一歩を踏み出すには不安が・・・という方も
多いはず!

確かに、言葉の問題や文化・気候の違いから食、トイレに
至るまで、実際に住み始めてから後悔したという声も
聞こえてきます。


ほとんどの方は、知人のいない土地での生活になるので、
現地の友人ができるまでは孤独を感じることもあるでしょう。

また、現在健康であっても、医療や介護の問題などのことも
考えてから行動しなければなりません。

技術の問題だけでなく、保険で補える範囲も国によって
全く違います。


マイナスな面から先に挙げてしまいましたが、もちろん、
物価の安さなどいいこともたくさんあります。

まずは、情報を多く集めましょう。



一言に海外生活といっても、どこで誰とどのように
生活したいのかによって必要な資金やものが異なります。

まずは、簡単に理想を描いてみると絞りやすいですよ。

例えば、「気候が一年中暖かなところに、夫婦で
月10万以内で生活したい」とか、「治安がよくて
日本食が食べられるところに住みたい」などなど。


不安だけれども、まずは一歩を踏み出してから考えたい
という方は、期間を限定したロングステイに挑戦して
みることをおすすめします。

ロングステイは人気がありますが、理想だと思っていた
国にロングステイをしてみたからこそ日本のよさに
気づくというケースも多いようです。
今まで、老後の資金は年金で何とかしてきた
という方が多かったようです。

(国民年金だけでは難しいですが、厚生年金を
受給していれば、贅沢をしなければなんとか
くらせたようです。)

しかし、何度も新聞や雑誌、TVで取り上げられ
ているように、年金の受給額は、今後減って
しまいます。

しかも、物価が上昇するという可能性も
考えられます。

このようなこともあって、近年は若いうちから
老後資金について考える人も増えているようです。

老後には限りませんが、手持ちの資金を増やす
というと、金融資産の運用を思い浮かべる方が
多いでしょう。


不動産投資や株取引、ファンドなど様々な形が
ありますが、特に老後資金のためのものと言うと、
保険会社に「変額個人年金保険」という商品があります。

これは、保険料を運用しその結果次第で年金額が
増減するというものです。

もちろん、「変額」の名の通り、減ってしまうかも
しれないというリスクはありますが・・・。

このリスクを抱えてでも、老後資金の増額にかけたい
人には外貨建の個人年金保険もおすすめです。

金利の高い外貨で運用することで、日本円よりも
大きな利益が期待できるからです。


少しでも安全な方がいいという方は、日本の商品を
おすすめします。

ただ、リスクが少ないということは、当然リターンも
少ないということです。

資産を増やすためには、自分自身も情報を集め、
学び、リスクを分散させながら資産を運用していく
ことが求められる時代になりそうですね。
「おひとりさまの老後」と聞いて、シングルライフを
送っておられる方の老後だろう、自分には関係ない
だろうと思われた方もいらっしゃるかもしれません。


でも、おひとりさまの老後は誰にでも訪れる可能性が
あるのです。


例えば結婚していても、それぞれの寿命は
違いますよね。

可能性としては離婚もあります。


また、子どもがいても、同居する可能性が高いと
言えない方も多いと思います。

ですから、おひとりさまの老後が誰にでも訪れる
可能性があると言えるのです。



ちなみに、一般的には、女性の方が長生きすると
言われています。

ということは、ご夫婦で老後を迎えられた方も、
女性の方がおひとりさまの老後を迎える可能性が
高いということですね。



シングルライフを送っていらっしゃる方は、
現役時代から一人で老後を過ごすことを想定して
いるので、それなりの覚悟と準備をされている
場合が多いでしょう。


しかし、想定せずにおひとりさまの老後を
迎えた方は、その過ごし方に戸惑ってしまう
のかもしれません。


急にひとりになってしまいどうしたらよいか
わからない、ひとりの老後をもっともっと
楽しみたいという方は、おひとりさま生活に
ついて書かれた本や、おひとりさまマガジン
という雑誌が参考になりそうです。



雑誌以外にも、おひとりさましか参加できない
というツアーなど、近年はおひとりさまを対象
にしたプランもたくさんあります。


おひとりさまの老後は、寂しいというイメージが
ありましたが、気楽に一人を楽しめる時間でも
ありそうです。